値付けのときに落札相場を見るのは出品者の日課ですが、ヤフオクの落札相場のページは、1件ずつ枠の大きい一覧が並ぶだけです。何十件もスクロールしながら頭の中で「だいたいこのくらい」を出すのは手間がかかり、極端に高く売れた1件や、1円で終わった1件に印象が引っ張られがちです。
AucKit v0.6.40で、落札相場のページに集計と表の表示を足しました。この記事ではその2つの使い方を書きます。
落札価格の集計
落札相場を開くと、一覧の上に「落札価格の集計」が出ます。中央値・平均・最高・最低の4つの数字と、期間ごとの件数の棒グラフです。棒の上の数字は、その期間に終わった商品の落札価格の中央値です。
当方がまず見るのは中央値です。平均は数件の高額な落札や1円の落札で大きく動きますが、中央値は真ん中の値なので、「ふつうに売れるとこのくらい」を掴むのに向いています。最高と最低は、そうした外れた落札がどのくらいあるかの目安として見ています。
棒グラフの区切りは、集めた落札の終了日時の幅に合わせて変わります。よく売れる商品は500件が数時間に収まるので1時間ごと、そうでなければ1日ごと、数週間以上にわたるときは週ごとです (この切り替えはv0.6.41から。v0.6.40は週ごとのみ)。件数の多い時間帯や、相場が上がり下がりしている時期が分かります。
500件まで集計を広げる
ページを開いた時点で集計に使えるのは、表示している分 (最大100件) です。AucKitはそのあと、裏で次のページを2秒おきに読んで、500件まで集計を広げます。集計の見出しには「集計 500 件 / 全 n 件」と出ます。
同じ条件の集計は最長6時間覚えておき、戻るボタンや並び替えで開き直しても読み直しません。開き直したときに、覚えている集計より新しく落札された商品が1ページ目にあれば、待たずに集め直します。見出しの「集計し直す」でいつでも集め直せます。ヤフオクの応答がおかしいときは、その場で読むのを止めます。
開いたときに自動で読みたくない場合は、設定画面の「落札相場を開いたときに500件まで集計」をOFFにすると、集計の「500件まで集計」ボタンを押したときだけ読むようになります。
落札相場を表で見る
落札相場の「100件表示」の左に、2つのボタンを足しました。左がヤフオクの表示、右 (右下に小さな「A」) が表の表示です。
表にすると、オークションID・画像・タイトル・落札価格・入札・終了日時・出品者の評価・発送元が1行に並びます。定額で売れた商品はタイトルの前に「定額」と出るので、オークションで競って上がった価格と、出品者が決めた価格を分けて見られます。
表で表示するかどうかは、検索結果のコンパクト表示と共通です。どちらかで表にすれば、もう一方も表で開きます。切り替えはページを読み込み直さずに行うので、集めた500件の集計もそのまま残ります。表の下端までスクロールすると、次のページの落札も同じ表に足されていきます。
設定
「落札相場の集計」「落札相場を開いたときに500件まで集計」「落札相場の表表示」は、それぞれ設定画面の「商品・検索画面」でONとOFFを切り替えられます。すべて初期状態はONです。