ヤフオクの発送連絡は、多くの出品者がテンプレを使い回しています。追跡番号や発送方法を書き換えるだけで、毎回送れるからです。
ただ、ここに領収書発行が絡んでくると、急に面倒になります。別のツールでPDFを作って、リンクを取引メッセージにコピペして、文面と並べて整えて…と、何手間か追加で発生します。
AucKitはこの2つを、1通の取引メッセージにまとめて送れるようにしました。発送連絡テンプレに、落札者用の領収書ダウンロードURLを差し込むだけです。
通常運用 (テンプレのみ・2クリック)
領収書が必要ない取引では、これまで通り「テンプレ → 送信」の2クリックで終わります。
取引メッセージ欄の上に並んでいるテンプレートボタン (お礼/発送連絡/質問返信/評価依頼/まとめ取引拒否)から、用途に合わせて1つ選びます。
たとえば「発送連絡」を押すと、以下のような文面がメッセージ欄に展開されます。
本日、商品を発送いたしましたのでご連絡いたします。
発送方法: ゆうパケット
追跡番号: 1234-5678-9012
お届け予定: 1〜2 日後
追跡サービスの URL は取引ナビ内に表示されておりますので、
そちらからご確認いただけます。
無事到着しましたら、お手数ですがメッセージか評価にてお知らせください。
発送方法や追跡番号を実値に書き換えて「送信する」を押せば、通常の発送連絡は完了です。
領収書付き運用 (3クリック)
会社の経費精算で領収書を求められる落札者もいます。そういう取引では、テンプレの末尾に領収書ダウンロードURLを1行追加して送ります。
手順は以下のとおりです。
- テンプレートボタン (例: 発送連絡)をクリック
- 差込ボタンの「AucKitで領収書発行」をクリック
- 発行画面で内容を確認し、「落札者用リンクを差し込む」をクリック
- メッセージ末尾に短縮URLが追記されるので、送信するをクリック
テンプレと送信を含めて3クリックで完結します。
差し込まれるテキストは領収書ダウンロード URL : https://auckit.com/r/{8 文字}のような案内文付きの形式です。前置きの文言 (初期値「領収書ダウンロードURL : 」)は、拡張機能のオプション画面から編集できます。「※領収書は下記からダウンロードいただけます」「Receipt: 」など、自分の運用に合わせて自由に変えられます。
落札者の体験
落札者が受け取ったメッセージ内のリンクをクリックすると、宛名入力欄がある領収書ビューが開きます。
- 宛名を入力してPDFダウンロードボタンを押すと、そのまま印刷/保存できる領収書がダウンロードされます
- 領収書ではなく請求書として発行することもできます (書類の種類を切り替え可能)
- 短縮URLは発行から365日間有効。期限が切れたエントリは順次削除されます
- URLには改ざん防止の署名がついているため、金額や商品名を書き換えることはできません
落札者が宛名をその場で自分に合った形式で入力できるので、宛名の書き方でメッセージが往復する事態も減ります。「会社名でお願いします」「様は付けてください」といった細かい要望を、出品者側で拾わなくて済むようになります。
なぜ「メッセージに混ぜる」のが良いか
領収書URLを別のチャネル (メールなど)で送ると、見落とされやすくなります。ヤフオクの落札者は、ヤフオク側から届く「取引メッセージが届きました」通知を受け取っているので、取引メッセージ経由で送るほうが開封率が明確に高いです。
また、発送連絡と領収書を1通のメッセージにまとめることで、落札者側の情報整理も楽になります。「発送連絡はいつのメッセージだっけ」「領収書のリンクどこだったっけ」と探し直す必要がなく、後日領収書が必要になった時にも、同じメッセージを開き直せば済みます。
その他の差込タグ
取引メッセージのテンプレでは、以下の差込タグも使えます。
{{落札者表示名}}── その取引の落札者の表示名に置き換わります。「様」を付けて呼びかけ用に使えます{{オークションID}}── 取引対象のオークションIDに置き換わります{{今日}}── 送信日 (今日の日付)に置き換わります。「本日発送しました」と書きたい場面で便利です
「お礼」「質問返信」「評価依頼」「まとめ取引拒否」の各テンプレも、同じ流れで差し込みや送信ができます。
まとめ
- ヤフオクの発送連絡は、AucKitのテンプレで2クリック (テンプレ → 送信)で完結する
- 領収書が必要な取引でも、3クリック (テンプレ → 領収書発行 → 送信)で1通にまとめて送れる
- 差し込まれるURLは短縮形式 (auckit.com/r/8文字)、365日有効、改ざん防止の署名つき
- 落札者はURL先で宛名を入力してPDFダウンロード。宛名の細かい調整でメッセージが往復しない
- 前置きテキストは拡張機能のオプションから編集できるので、自分の運用に合わせられる
1通のメッセージにまとめられるだけで、発送連絡と領収書対応の手間が明確に減ります。日々の取引が積み重なるほど、効いてきます。