ヤフオクで出品を続けていると、「自分の出品が今どうなっているか」を確認する場面は1日に何度も訪れます。マイオクの 出品中 ページ、出品終了 ページ ── ここを開いて、価格や入札、発送状況をざっと見渡す。出品者なら誰もが毎日くり返している作業です。
ところが、この一覧画面そのものが、件数が増えるほど見づらくなっていきます。AucKit v0.2.48 では、ここに手を入れました。
1件ごとの「大きなカード」が、件数が増えると効いてくる
マイオクの出品中・出品終了ページは、出品が 1件ごとに大きなカード で縦に並ぶ作りになっています。サムネイル画像、商品名、価格、入札数、残り時間 ── 1件あたりの情報は親切に並んでいますが、その分、縦に場所を取ります。
出品が数件ならこれで十分です。けれど、常時数十件を出品している方にとっては事情が変わります。1画面に5〜6件しか収まらないため、目的の出品にたどり着くまで何度もスクロールが必要になります。「あの商品、今いくらだったか」を確かめるだけでも、ホイールを何回も回すことになります。
v0.2.48 の新機能「出品リストを表形式で表示」は、この一覧を 表計算ソフトにそのまま貼り付けられる表 に切り替えます。

上の画像のとおり、同じ画面の高さでも、表示できる件数が大きく変わります。1行がコンパクトになることで、これまで5〜6件だったところに15件以上が収まります。スクロール量が減るだけでなく、「一覧をひと目で把握する」という本来やりたかったことが、ようやくやりやすくなります。
対象は、マイオクの3ページ
この機能が働くのは、次の3ページです。
- 出品中
- 出品終了(落札者あり)
- 出品終了(落札者なし)
ページごとに、表示する列の構成が変わります。出品中のページでは、オークションID・タイトル・現在価格・即決価格・入札数・ウォッチ・残り時間・最高入札者・管理メニュー。出品終了(落札者あり)のページでは、落札価格・落札者・取引状態・取引連絡・再出品 ── といった具合に、そのページで本当に見たい情報に合わせた列が並びます。
コピーすれば、そのまま在庫表になる
この機能のポイントは、見た目を整えるだけで終わらないところにあります。
生成される表は、本物の表(HTMLのテーブル) です。そのためブラウザ上でドラッグして選択し、コピーすると、Excel や Google スプレッドシートに貼り付けたときに セルが列ごとにきちんと分かれて 入ります。
これが地味に効きます。たとえば ──
- 月末に、その月の出品をまとめて売上表に転記したい
- 出品中の商品を価格順に並べ替えて、値下げ候補を検討したい
- 取引先や家族と、出品状況を共有できる形で渡したい
こうした「ヤフオクの画面の外で一覧を扱いたい」場面で、これまでは1件ずつ手で書き写すしかありませんでした。表形式表示なら、画面を選択してコピーするだけです。商品画像のセルには、貼り付け時に画像URLが文字列として入るので、表計算ソフト側で画像表示の関数につなぐこともできます。
「要発送」がどこにあるか、色で見つかる
出品終了(落札者あり)のページには、もう一つ便利な仕掛けがあります。
落札後の取引は、「落札者からの入金待ち」「要発送」「発送完了」「受取連絡済」といった状態を順にたどっていきます。表形式表示では、この 取引状態に応じて行全体に色がつきます。
スクロールしながら見ていけば、「いま自分が動かないといけない取引(要発送など)」がどこにあるか、文字を読まなくても色で飛び込んできます。落札件数が多い時期ほど、この差は大きく感じられるはずです。
すでに AucKit の「出品終了分ラベル編集」機能を使って、取引状態のラベルを短くしたり色を変えたりしている場合は、その設定がそのまま表にも反映されます。自分の見やすい配色で、一覧を組み立てられます。
入札者・落札者の情報も、同じ表の中で
AucKit には「入札者/落札者ID表示」という機能があります。これをオンにしていると、表形式表示の 最高入札者・落札者の列に、表示名と評価 が出ます。入札者がどんな相手かを、一覧を見ながらそのまま確認できます。
この機能をオフにしている場合は、その列に入札履歴ページへのリンクが入ります。必要なときだけ深掘りできる、ひかえめな作りです。
使い方
設定はかんたんです。
- AucKit の設定画面を開く
- 「マイオク・出品画面」カテゴリにある「出品リストを表形式で表示」をオンにして保存
- 出品中・出品終了のページを再読み込み
設定画面に項目が見当たらないときは、chrome://extensions を開いて AucKit をいったん再読み込みしてから、もう一度お試しください。
「見るための画面」を、「使える一覧」に
ヤフオクの出品一覧は、もともと「1件を丁寧に見せる」ことを優先した作りです。それは出品が数件のうちは快適ですが、件数が増えると、今度は「全体を見渡す」ことの妨げになります。
v0.2.48 の表形式表示は、この一覧を 見るための画面から、使える一覧へ 変える機能です。一画面に多くの件数が収まり、取引状態が色でわかり、コピーすればそのまま手元の表になる ── 出品数が増えてきた方ほど、効き目を感じていただけるはずです。
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