ヤフオクの出品フォームでは、商品の状態を6つの区分から選びます。
- 未使用
- 未使用に近い
- 目立った傷や汚れなし
- やや傷や汚れあり
- 傷や汚れあり
- 全体的に状態が悪い
新しい検索結果ページの「+条件指定」でも、この区分がそのままチェックボックスで並んでいます (「+条件指定」はこう変わった)。
区分が細かく用意されていると、1点ごとにどれを選ぶかで手が止まります。ただ、複数アカウントで中古品を出品してきた立場から言うと、この悩みはほとんど意味がありません。区分の選び方で結果が変わる場面が少ないからです。理由を順に書きます。
区分の基準は出品者の数だけある
「未使用に近い」と「目立った傷や汚れなし」の境目は、出品者によって違います。
同じ程度の小傷でも、ある出品者は「目立った傷や汚れなし」を選び、別の出品者は「やや傷や汚れあり」を選びます。どちらも間違いではありません。区分の名前は状態の目安を示すもので、傷の大きさや数の決まった基準があるわけではないからです。
その結果、同じ区分に入っている商品でも、実際の状態には幅があります。
落札者は区分より写真と説明を見ている
基準に幅があることは、落札者の側も分かっています。
区分で絞り込んだあとも、落札者は商品ページを開いて写真を拡大し、説明を読みます。「目立った傷や汚れなし」と書いてあっても、傷の位置と大きさは写真で確かめる、という流れです。
つまり、区分は「候補に入るかどうか」の入口にすぎず、落札するかどうかは写真と説明で決まっています。1段階ずれた区分を選んだところで、結果はほとんど変わりません。
落札者も「中古」でまとめて見ている
落札者の立場で考えると、中古品を探すときに5つの区分を1つずつ選び分ける人は多くありません。「中古ならどれでも見て、写真で判断する」という探し方のほうが自然です。
旧レイアウトの検索結果ページには「中古」を一括で選ぶ項目がありましたが、新しいページの「+条件指定」では区分ごとのチェックボックスになっています。AucKitではv0.6.25から、この条件指定パネルに「中古」をまとめて選べる項目を加えています (v0.6.25公開)。
区分は一律、状態は商品説明に書く
毎日まとまった数を出品していると、1点ずつ区分を検討している時間はありません。大量に出品している出品者のあいだでは、区分は店ごとに決めた1つに揃えておき、実際の状態は商品説明に書くのが通例です。
区分を一律にしても、上で書いたとおり落札者は説明と写真で判断するので、困ることはありません。手をかけるのは、区分ではなく次の2つです。
1.傷や汚れは寄りの写真で見せる
全体写真だけでは、落札者は傷の程度を判断できません。傷のある場所は、寄りの写真を別に1枚用意します。「傷あり」と書くより、写真1枚のほうが伝わります。
2.商品説明に「状態」の欄をつくって書く
状態を説明文のなかに散らして書くと、落札者は探しにくくなります。商品説明に「商品の状態」の欄を決まった位置に設けて、そこに書きます。
使用期間は約1年。天面に5mmほどの擦り傷が1か所 (写真4枚目)。動作確認済み。
区分の名前を繰り返すより、「どこに・どの程度・何を確認したか」を書くほうが、落札者の判断が早くなり、質問も減ります。
欄の位置が毎回同じなら、書く側も迷いません。区分を一律にするのと同じで、型を決めてしまえば1点ごとに考える量が減ります。
状態の欄がある商品説明テンプレートを無料で使う
AucKitでは、ヤフオクの商品説明欄に貼り付けられる商品説明テンプレートを無料で公開しています。
- テンプレートにあらかじめ「商品の状態」の欄があり、状態を書く位置が揃う
- ブラウザだけで編集でき、インストールも登録も不要
- AucKit拡張機能を使っていなくても利用できる
状態の書き方を型にしておくと、区分で悩んでいた時間を写真の撮り直しに回せます。
まとめ
- 商品の状態の区分は出品者ごとに基準が違い、どれを選ぶかで悩んでも結果はほとんど変わらない
- 落札者は区分で候補を絞ったあと、写真と説明で判断している
- 区分は一律にして、状態は商品説明の決まった欄に書く。写真は傷の寄りを1枚足す