公式のお知らせが出ていました
9月9日の記事で、検索結果ページに新しいレイアウトの画面が現れたこと、切り替えの条件が公表されていないことを書きました。
この点は誤りでした。9月7日付で公式のお知らせが出ています。9月7日から一部の利用者へ先行して公開し、その後、順次対象を拡大していく予定と明記されていました。
つまり当方が観測した「一度ほぼ全部が従来の画面に戻り、その後1つのプロファイルだけまた新しい画面になった」という動きは、差し戻しではなく、順次拡大の途中経過ということになります。お詫びして訂正します。
あわせて、次のことも分かりました。
- 対象はキーワード検索結果とカテゴリ検索結果の両方 (当方はキーワード検索しか確認していませんでした)
- PC版とスマートフォンブラウザ版が対象
- 主な変更点として、PC版「クイックビュー表示」の終了、PC版キーワード検索「+条件指定」の指定項目の変更、アダルトカテゴリへの導線が挙げられています
このうち「+条件指定」は、リサーチの手順に直結します。新旧を並べて確認しました。
独立ページからパネルになりました
従来の「+条件指定」は/search/advancedという独立したページでした。新しい画面では、検索ボックスの右の「+条件指定」を押すと、その場にパネルが開きます。
新旧の対応表
| 項目 | 従来 | 新しい画面 |
|---|---|---|
| 開き方 | 独立ページ | その場に開くパネル |
| キーワード (含む) | ○ | ○ |
| 少なくとも一つを含む | ○ | ○ |
| 含めない | ○ | ○ |
| タイトル/タイトルと商品説明/あいまい検索 | ○ | ○ |
| カテゴリ | 24項目から選択 | プルダウンから選択 |
| 現在価格/即決価格の範囲 | ○ | ○ |
| 商品の状態 | すべて/未使用/中古 | 未使用+ 状態5段階 |
| 出品者 (ストア/個人) | ○ | パネルになし |
| 出品地域 (47都道府県) | ○ | パネルになし |
| オプション (新着・送料無料・画像あり・コンビニ受取・匿名配送) | ○ | パネルになし |
| 終了したオークションの切り替え | タブで切り替え | パネルになし |
| オークションIDで検索 | ○ | ○ |
リサーチの型は壊れていません
心配していたのは、キーワード指定の3機能でした。
- 少なくとも一つを含む (OR検索)
- 含めない (除外)
- あいまい検索
3つとも残っています。検索演算子を覚えていなくてもフォームで同じことができる入口は、そのまま使えます。ここが一番大きい話で、これが消えていたら実務に影響が出ていました。
オークションIDでの検索も残っています。
パネルから外れたもの
出品者、出品地域、オプションの3つは、パネルにありません。
ただし機能がなくなったわけではなく、サイドバーに移っています。新しい画面のサイドバーには「対象商品」「出品者」「出品地域」が並んでいます。
実務上の変化は、1画面ですべての条件を組めなくなったことです。従来は条件指定のページを開けば、キーワードから地域まで一度に指定して検索できました。いまはパネルで一部を指定し、サイドバーで残りを指定する、という2段構えになります。
なお出品地域は、従来の47都道府県のチェックボックスから、サイドバーの「すべての地域から選ぶ」という導線に変わっています。
「中古」の一括指定がなくなりました
商品の状態は、従来「すべて/未使用/中古」の3択でした。新しいパネルでは次の6つのチェックボックスになっています。
- 未使用
- 未使用に近い
- 目立った傷や汚れなし
- やや傷や汚れあり
- 傷や汚れあり
- 全体的に状態が悪い
細かくなったと見ることもできますが、「中古をまとめて選ぶ」ことができなくなりました。従来は1クリックで済んだものが、5つにチェックを入れる操作になります。
状態の区分は出品者が自分で選んで付けるものです。同じ状態の品でも、出品者によって「目立った傷や汚れなし」だったり「やや傷や汚れあり」だったりします。絞り込みの精度が上がるとは限らない一方で、手数は確実に増えます。
新品を外して中古だけを見る、という使い方をしている場合、ここは明確に不便になりました。
【追記2026-09-15】AucKit v0.6.25で、条件指定パネルとサイドバーの両方に「中古」を追加しました。1クリックで5段階をまとめて選べます。詳しくは更新履歴をご覧ください。
オプションは「対象商品」に移りました
従来のオプションは、サイドバーの「対象商品」に移っています。中身は次の6つでした。
- 鑑定付き
- 新着
- 送料無料
- 1時間以内に終了
- 匿名配送
- コンビニ受取
従来は7つでしたので、「画像あり」だけが見当たりません。サイドバーのほかの項目にもそれらしいものはありませんでした。画像のない出品は現在ほとんどないため、実務への影響は小さいと思われますが、旧画面にあった絞り込みが1つ減ったことになります。
確認できていないこと
また、「終了したオークション」への切り替えもパネルにありません。落札相場は検索結果の右上に別のリンクがあるので、そちらから辿る形になったものと思われます。
分かり次第、この記事に追記します。
クイックビュー表示の終了について
公式のお知らせにあるもう1つの変更点です。従来のPC版検索結果には表示形式が3つあり、そのうち「クイックビュー表示」が終了します。
実物を確認したところ、左の絞り込みが上部に移動して横幅いっぱいに画像を並べるモードでした。名前から想像するようなポップアップ表示ではありません。「画像を大きく」を100件表示にすればほぼ同じ密度になるため、このモードにしかない特徴は、サイドバーが消えることだけです。
新しい画面の表示形式は2つ (リストとグリッド)になっています。